1680 造り付け

もともとは1680年にアルプ・シュニトガーがハンブルクの聖ヨハニス修道院の教会のために作った楽器で、ナポレオン戦争の混乱の中、1816年にカペル教区が購入しました。1810年、旧カペル教会は火災の犠牲となり、遠くから見える塔だけが残された。1815-16年には早くも新しい教会が建てられ、その教会のギャラリーに「中古の」シュニトガー・オルガンが置かれた。小さな教区では、オルガンの修復や更新のための資金がなく、この楽器はいわば「眠れる森の美女」の眠りについたのである。このように、アープ・シュニッツガーの創造力が最も発揮された時代のモニュメントが、そのまま保存されているのである。